桑名宗社(春日神社)(くわなそうじゃ(かすがじんじゃ))【三重】

桑名宗社(春日神社)(くわなそうじゃ(かすがじんじゃ))

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創建/伝・景行天皇40年(110年)
社格等/旧県社
主祭神/天津彦根命、天久久斯比乃命、天日別命
ご利益/縁結び、商売繁昌、安産




【祭神】
●桑名神社(三崎大明神)
天津彦根命(あまつひこねのみこと)
アマテラススサノオ誓約(※1・うけい)の際に、アマテラスの八尺勾玉の五百箇の御統の珠から生まれた五柱の男神のうちの一柱である。
『古事記』や『日本書紀』本文ほかでは3番目に生まれ、アマテラスの物種より生まれたのでアマテラスの子であるとされる。
天津彦根命(あまつひこねのみこと)は当地の豪族・桑名首(くわなのおびと)の祖神である。
北伊勢地方の文化の発達、産業の興隆に力をつくしたとされる。

※1…地上から高天原(たかあまがはら)に登ってきたスサノオに高天原を奪うなどという邪心のないことをアマテラスに示すために誓約(うけい)が行われている。
ここでは互いのものを交換して、それによって生まれた子の性別で判断を行っている。


天久々斯比乃命(あめのくぐしびのみこと)
天津彦根命(あまつひこねのみこと)の子。
当地の豪族・桑名首(くわなのおびと)の祖神とされる。


●中臣神社(春日大明神)
天日別命(あめのひわけのみこと)
「伊勢国風土記」逸文にみえる豪族。
天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)の子孫。
神武天皇の東征の際、伊勢を平定し統治したという。
皇太神宮大神主の伊勢氏の祖とされる。

相殿
春日四柱神
建御雷神(たけみかづちのかみ)
古事記では神産みにおいて伊弉諾尊(いざなぎ)軻遇突智(かぐつち)の首を切り落とした際、十束剣「天之尾羽張(あめのおはばり)」の根元についた血が岩に飛び散って生まれた三神の一柱とされる。
葦原中国(あしはらのなかつくに)平定において天鳥船(あめのとりふね)とともに葦原中国の荒ぶる神々を制圧し、建御名方神(たけみなかたのかみ)との戦いに勝利し、葦原中国を平定した。
建御名方神(たけみなかたのかみ)との戦いは相撲の起源とされている。
元々は鹿島の土着神で、海上交通の神として信仰されていた。

斎主神(いわいぬしのかみ)
『日本書紀』の神産みの第六の一書では、伊弉諾尊(いざなぎ)軻遇突智(かぐつち)を斬ったとき、十束剣から滴る血が固まって天の安河のほとりの岩群となり、これが斎主神(いわいぬしのかみ)の祖であるとしている。
葦原中国平定では建御雷神(たけみかづちのかみ)とともに出雲へ天降り、大国主(おおくにぬし)と国譲りの交渉をしている。

天児屋根命(あめのこやねのみこと)
春日権現(かすがごんげん)とも呼ぶ。
岩戸隠れの際、岩戸の前で祝詞を唱え、天照大神が岩戸を少し開いたときに太玉命(ふとだまのみこと)とともに鏡を差し出した。
天孫降臨(※2・てんそんこうりん)の際瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に随伴し、中臣連などの祖となったとされる。
祝詞の神、出世の神ともされる。

※2…天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎ)が、葦原中国平定を受けて、葦原中国の統治のために降臨した。

天美津玉照比売命(あめのみつたまてるひめのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)の妻。
建御雷神(たけみかづちのかみ)の子とされる。


【由来】
桑名神社はこの地域の豪族桑名首(くわなのおびと)が祖神である天津彦根命(あまつひこねのみこと)と天久々斯比乃命(あめのくぐしびのみこと)を祀ったのが始まりと言われる。
中臣神社は神護景雲三年(769年)に常陸国鹿島社(茨城県の鹿島神宮)より建御雷神霊が通過した基址(きし)に祀られるようになった。
創建当時は山上にあった。


【歴史】
正応2年(1289年)中臣神社が桑名神社の境内に遷される。
永仁4年(1296年)に奈良春日大社から春日四柱神を勧請合祀し「春日さん」と呼ばれるようになる。
織田信長・徳川家康などから神領の寄進、本田忠勝・松平定綱などの歴代桑名城主から篤く崇敬される。
寛文7年(1667年)桑名城主松平定重(まつだいらさだしげ)が青銅鳥居を寄進。
天保4年(1833年)、松平定永(まつだいらさだなが)によって楼門が寄進される。
昭和20年(1945年)の戦災で全て焼失。
昭和29年(1954年)に拝殿再建。
昭和59年(1984年)には本殿・幣殿再建。
平成7年(1995年)の七百年祭記念事業で楼門が再建。


【特徴】
桑名神社(三崎大明神)と中臣神社(春日大明神)の両社から成り、桑名の総鎮守社として篤く崇敬されている。
正式名称の桑名宗社より、「春日神社」、「春日さん」の通称がより多く用いられ、親しまれている。
社宝として「安南国書」、「東照神君画像」、「徳川家康坐像」、「松尾芭蕉真蹟短冊」、「太刀 村正作」などがある。
境内には山口誓子句碑・千葉兎月句碑がある。
また、7月末の石採御神事は天下の奇祭としても有名である。
石取祭では参加者が当社前でおはやしを披露する。


【境内外社】
・母山神社
火之迦具土神(ひのかぐつち)
神産みにおいてイザナギとイザナミとの間に生まれた神である。
火の神であったために、出産時にイザナミの陰部に火傷ができ、これがもとでイザナミは死んでしまう。
その後、怒ったイザナギに十拳剣「天尾羽張(あめのおはばり)」で殺された。
火の神、鍛冶の神として信仰されている。
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・皇大神宮御分霊社
天照大神(あまてらすおおみかみ)
太陽を神格化した神であり、皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされる。
『古事記』においては、イザナギがイザナミの居る黄泉の国から生還し、黄泉の穢れを洗い流した際、左目を洗ったときに化生したとしている。
このとき右目から生まれた月読(つくよみ)、鼻から生まれた須佐之男(すさのお)と共に、三貴子と呼ばれる。
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・東照宮
東照大権現(とうしょうだいごんげん)
江戸幕府初代征夷大将軍、徳川家康が死後神格化されたもの。
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・稲荷神社
春日稲荷大明神(かすがいなりだいみょうじん)
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レポ:
桑名の商店街を少し入ったところに鎮座している神社です。
大きな青銅鳥居と楼門がとても美しく、地元の方に大切にされている神社であることが伺えます。
近くに桜で有名な九華公園もあるので桜の季節に行くのがオススメ。
この辺りには桑名名産の蛤を売っているお店も多いです。
今度は是非石取祭のときに行ってみたいです。



三重県桑名市本町46番地
0594-22-1913
駐車場20台
出典:Wikipedia、桑名宗社ホームページ

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