菟足神社(うたりじんじゃ)【愛知】

菟足神社(うたりじんじゃ)

創建/(伝)白鳳15年(686年)
社格等/式内社、旧県社
主祭神/菟上足尼命


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【祭神】
菟上足尼命(うなかみすくねのみこと)
孝元天皇の末裔、葛城襲津彦命(かつらぎそつひこのみこと・の玄孫にあたり、雄略天皇の治世に穂の国(現在の東三河)国造に任ぜられた。
没後、顕著な殖産、治民の功によって、三河国平井の柏木浜に奉斎され、天武天皇の治世、白鳳15年(686年)4月11日に、神のお告げにより秦石勝(はたのいしかつ)により、現在地に遷座された。

※仁徳天皇の皇后磐之姫媛命(いわのひめのみこと)の父にあたり、大和国葛城の豪族として大きな権力を持っていたとされる。



【由来】

白鳳15年(686年)三河国平井の柏木浜より現在地に遷座。


【歴史】
貞観6年(864年)には、神階が従五位下に昇格。
江戸時代には、幕府から神領95石を与えられた。
明治維新の天皇東行の際、勅使の参向を受ける。
明治11年(1878年)、有栖川宮熾仁親王御宸筆の社号軸を受ける。
大正7年(1918年)、郷社から県社に昇格。


【特徴】
愛知県豊川市に鎮座する神社。
境内および隣接すつ川出氏宅の敷地一帯には貝塚があり、ハマグリ、シジミガイの他、縄文時代、弥生時代、古墳時代の土器や抜歯された人骨も出土している。

豊川市小坂井町は中国の秦朝の方士である徐福が始皇帝から不老不死の霊薬を求めてくるよう命ぜられて日本に渡来した際の渡来地の一箇所とされている。
菟足神社では昔から中国的な生贄神事が行われている。
このことからも当社は徐福と関わりがあったのではないかと言われている。
なお、古来生贄神事では猪の生贄を供えており、人身御供の伝説もあるが、現在では雀十二羽を供えている。

毎年4月の第2土・日曜日に風まつりが開催される。
手筒花火や打ち上げ花火などが奉納され、山車も出る。
弁慶の書と伝えられている「大般若経」585巻は国の重要文化財に,梵鐘(ぼんしょう)は県の有形文化財に指定されている。

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■レポ
豊川市を訪れた際参拝しました。
静かで落ち着いた印象の神社です。
ウサギの神紋がかわいいです。
拝殿は素朴で趣のある雰囲気を感じました。
参道や狛犬が赤茶色になっているのは花火の影響でしょうか。
歴史のある神社だけあり、徐福の伝説や生贄の伝説など興味深いことがとても多かったです。
神社の由来や貝塚の説明などは境内の看板に詳しく記載されていました。
急に立ち寄った神社ではこういう物があるととても助かります。



愛知県豊川市小坂井町字宮脇2番地の1
0533-72-3246
駐車場あり
出典:Wikipedia「菟足神社」(履歴)、豊川市観光協会ウェブサイト

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