熱田神宮(あつたじんぐう)【愛知】

熱田神宮(あつたじんぐう)

創建/113年(景行天皇43年)
社格等/式内社(名神大)、官幣大社、勅祭社、別表神社
本殿の様式/神明造
主祭神/熱田大神(天叢雲剣)
ご利益/国家安泰、家門隆盛、開運、必勝祈願など


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【祭神】
熱田大神(あつたのおおかみ)
熱田大神(あつたのおおかみ)とは草薙剣(くさなぎのつるぎ・の神霊のこととされるが、明治以降の熱田神宮や明治政府の見解では、熱田大神(あつたのおおかみ)は草薙剣(くさなぎのつるぎ)を御霊代・御神体としてよらせられる天照大神(あまてらすおおみかみ)のことであるとしている。
しかし、創建の経緯などからすると日本武尊(やまとたけるのみこと)と非常にかかわりの深い神社であり、熱田大神(あつたのおおかみ)日本武尊(やまとたけるのみこと)のことであるとする説も根強い。

※スサノオがヤマタノオロチ退治の際に、ヤマタノオロチの尾の中から発見した剣。スサノオは草薙剣を天照大神に献上した。天照大神は、その剣を天孫降臨の際に迩迩芸命(ににぎのみこと)に授けた。日本武尊は、草薙剣を持って蝦夷征伐を行い活躍したあと、妃の宮簀媛命のもとに預けた。宮簀媛命は、熱田の地を卜定して草薙剣を祀った。


【由来】
第12代景行天皇の時代、日本武尊が東国平定の帰路に尾張へ滞在した際に、尾張国造乎止与命(おとよのみこと)の娘・宮簀媛命(みやすひめのみこと)と結婚し、草薙剣を妃の手許へ留め置いた。
日本武尊が伊勢国能褒野(のぼの)で亡くなると、宮簀媛命は熱田に社地を定め、剣を奉斎鎮守したのが始まりと言われる。


【歴史】
113年(景行天皇43年):日本武尊が能褒野で薨去する。草薙剣を熱田の地に祀る。
195年(仲哀天皇4年):火上姉子神社が創建される。
668年(天智天皇7年):草薙剣が新羅の僧道行により盗み出される(草薙剣盗難事件)。
686年(朱鳥元年):草薙剣が熱田神宮へ戻される。
708年(和銅元年)9月9日:八剣宮が創建される。
712年(和銅5年)1月28日:<「古事記」完成>
720年(養老4年):<「日本書紀」完成>
907年(延喜7年):延喜式名神大社に列せられる。
927年(延長5年)12月26日:<延喜式完成>
967年(康保4年)7月9日:<延喜式施行>
1160年(平治2年):源義朝、太刀奉納。(但氷上社)(後栄祈願)
1190年(建久元年):源頼朝、御剣奉納。(上洛途上社参奉幣)
1194年(建久5年):源頼朝、御剣奉納。(使大江広元進献)
1195年(建久6年):源頼朝、御剣奉納。(上京帰路奉幣)
1335年(建武2年):足利尊氏、剣奉納。(上洛途上参詣)
1377年(永和3年):『日本書紀』(熱田本)奉納。
1382年(永徳3年):火上姉子神社で火災。地名を火高(ほだか)火上から大高氷上へと改める。
1560年(永禄3年):織田信長が築地塀を奉納(信長塀)。
1839年(天保10年)1月19日:八剣宮の御神体を妖僧が盗み出すも未遂に終わる。
1868年(明治元年)3月:<神仏分離令>
同年6月:神宮号を宣下される。
1871年(明治4年)5月14日:近代社格制度制定に伴い、官幣大社に列格される。
1893年(明治26年):尾張造から神明造に建て直される。
1945年(昭和20年):5月17日:空襲による被害を受ける。各種社殿、国宝海上門を焼失。
同年6月9日:熱田空襲による被害を受ける。
同年7月29日:空襲による被害を受ける。国宝鎭皇門を焼失。
同年8月21日:御神体を飛騨一宮水無神社へ遷す。
同年9月19日:御神体が熱田神宮へ戻される。
同年12月15日:<神道指令>
1955年(昭和30年)10月:再建される。
1963年(昭和38年):高座結御子神社が再建される。
2007年(平成19年)10月22日:本殿の改修に伴い、御神体を仮殿に移す「仮殿遷座祭」を行う。
2009年(平成21年)10月10日:御神体を本殿に移す「本殿遷座祭」を行う。


【特徴】
祭神は熱田大神(あつたのおおかみ)であり、三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ・天叢雲剣)を神体としている。
剣は壇ノ浦の戦いで遺失したとも熱田神宮に保管されたままとも言われている。
旧官幣大社、式内社(名神大)で、建物は伊勢神宮と同じ神明造であるが、1893年(明治26年)までは尾張造と呼ばれる独特の建築様式だった。
永禄3年(1560年)5月19日、織田信長とその手勢が桶狭間の戦いに赴く際に立ち寄り、戦勝祈願を行った。
合戦後、信長が勝利した御礼として築いたとされる塀(信長塀)の一部が現存する。
熱田神宮宝物館には、国宝や重要文化財を始め、皇室や徳川将軍家及び尾張徳川家などから寄進された品々約6000点が所蔵されている。


【摂末社】
●別宮
・八剣宮(はっけんぐう)
熱田大神(あつたのおおかみ)
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●境内摂社
・一之御前神社(いちのみさき)
天照大神荒魂

・日割御子神社(ひさきのみこ)
天忍穂耳命(あめのおしほみみ)

・孫若御子神社(ひこわかみこ)
天火明神(あめのほあかり)

・南新宮社(みなみしんぐう)
素戔嗚尊(すさのお)

・御田神社(みた)
大年神(おおとし)

・下知我麻神社(しもちかま)
真敷刀俾命(まじきとべ)

・上知我麻神社(かみちかま)
乎止與命(おとよ)

・大国主社(おおくにぬし)
大国主(おおくにぬし)

・事代主社(ことしろぬし)
事代主(ことしろぬし)
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●境内末社
・大幸田神社(おおさきだ)
宇迦之御魂神(うかのみたま)

・清水社(しみず)
罔象女神(みずはのめ)

・東八百萬神社(ひがしやおよろず)
東国坐八百万神

・西八百萬神社(にしやおよろず)
西国坐八百万神

・内天神社(うちてんじん)
少彦名命(すくなびこな)

・乙子社(おとご)
弟彦連(おとひこのむらじ)

・姉子神社(あねご)
宮簀媛命(みやすひめ)

・今彦神社(いまひこ)
建稲種命(たけいなだね)

・水向神社(みか)
弟橘媛命(おとたちばなひめ)

・素盞嗚神社(すさのお)
素盞嗚尊(すさのお)

・日長神社(ひなが)
日長命(ひなが)

・楠之御前社(くすのみまえ)
伊弉諾尊(いざなぎ)、伊弉册尊(いざなみ)

・菅原社(すがはら)
菅原道真(すがわらのみちざね)

・徹社(とおすのやしろ)
天照大神和魂

・八子社(やこのやしろ)
五男三女神

・曽志茂利社(そしもり)
居茂利大神(素盞嗚尊)

●境外摂社
・高座結御子神社(たかくらむすびみこ)
高倉下命(たかくらじ)

 ・本社末社:鉾取社(ほことり)
 鉾取神(ほことり)

 ・本社末社:新宮社(しんぐう)
 素盞嗚尊(すさのお)

 ・本社末社:御井社(みい)
 御井神(みい)

 ・本社末社:稲荷社(いなり)
 宇迦之御魂神(うかのみたま)

・氷上姉子神社(ひかみあねこ)
宮簀媛命(みやすひめ)

 ・本社末社:元宮(もとみや)
 宮簀媛命(みやすひめ)

 ・本社末社:神明社(しんめい)
 天照大神(あまてらすおおみかみ)
 
 ・本社末社:玉根社(たまね)
 少彦名命(すくなびこな)

 ・境外末社:朝苧社(あさお)
 火上老婆靈(うばのみたま)

・青衾神社(あおぶすま)
天白王月神、天道日女命(あめみちひめ)

・松姤神社(まつご)
宮簀媛命(みやすひめ)

●境外末社
・鈴之御前社(れいのみまえ)
天鈿女命(あめのうづめ)

・南楠社(みなみくす)
熱田大神(あつたのおおかみ)

・浮島社(うきしま)
天穂日命(あめのほひ)

・影向間社(ようごうのま)
熱田大神(あつたのおおかみ)

・朝苧社(あさお)
火上老婆霊(うばのみたま)

・琴瀬山社(ことせやま)
熱田大神(おつたのおおかみ)、大山津見神(おおやまつみ)、久久能智神(くくのち)



■レポ
愛知県内では1番有名な神社だと思われます。
愛知県民にはCMもよく流れる馴染の深い神社ですね。
1900年の歴史を誇り、都会の中にありながら大きな木々に覆われ神聖な空気を感じることができます。
立派な本宮や神楽殿に圧倒されます。
熱田神宮の縁結びお守りはとても御利益があるという噂があり友達にも持っている子が多いです。
デザインも黒が基調となっていてとてもかわいいですよ!
敷地内では名古屋名物宮きしめんを食べることができます。
またすぐ近くにひつまぶしで有名なあつた蓬莱軒などもあり、食も楽しむことができます。



愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
052-671-4151(熱田神宮宮庁)
052-671-0010(熱田神宮会館)
駐車場400台
出典:Wikipedia「熱田神宮」履歴)、熱田神宮公式サイト

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