富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)【愛知】

富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)

創建/明応4年(1495年)
社格等/不明
主祭神/木花開耶姫命、瓊々杵命、大山祗命、天照皇大神、彦火々出見命
ご利益/安産・子授け・子育てなど


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【祭神】
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
大山祇神(おおやまつみ)の娘で、姉に磐長姫(いわながびめ)がいる。
瓊々杵命(ににぎ)の妻として、火照命(ほでり)(海幸)火闌降命(ほすせり)彦火火出見尊(ひこひびでみ)(山幸)を生んだ。
彦火火出見尊(ひこひびでみ)の孫が神武天皇(じんむてんのう)である。
『古事記』では神阿多都比売(かむあたつひめ)、『日本書紀』では鹿葦津姫(かむあたつひめ)または葦津姫(かやつひめ)が本名で、コノハナノサクヤビメは別名としている。

瓊々杵命(ににぎのみこと)
正式な名前は天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命(あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎ)
天照大神(あまてらす)の子である天忍穂耳尊(あめのおしほみみ)と、高皇産霊尊(たかみむすび)の娘である栲幡千千姫命(たくはたちぢひめ)の子。
兄に天火明命(あめのほあかり)がいる。
天照大神(あまてらす)の命により、葦原中国を統治するため高天原から地上に降りたとされる。
これを天孫降臨(てんそんこうりん)と呼ぶ。
降臨した時期について、『日本書紀』巻第三(神武紀)は、神武天皇(じんむてんのう)即位年より179万2470余年前のこととしている。
そこで大山祇神(おおやまつみのかみ)の娘である木花之開耶姫(このはなさくやひめ)を娶り、火照命(ほでり)(海幸)火闌降命(ほすせり)彦火火出見尊(ひこひびでみ)(山幸)を生んだ。
彦火火出見尊(ひこひびでみ)の孫が神武天皇(じんむてんのう)である。
亡くなった後は「可愛の山陵」に葬られた。

大山祗命(おおやまづみのみこと)
神産みにおいて伊邪那岐命(いざなぎ)伊邪那美命(いざなみ)との間に生まれた。
古事記ではその後、草と野の神である鹿屋野比売神(かやのひめ)との間に以下の四対八神の神を生んでいる。
山、海の両方を司る神。
また、木花之開耶姫(このはなさくやひめ)彦火火出見尊(ひこほほでみ)を生んだことを喜んだオオヤマツミが、天甜酒(あめのたむざけ)を造り神々に供げたとの記述もあることから、酒造の神・酒解神ともされている。
このほか、軍神、武神としても信仰されている。

天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
太陽を神格化した神であり、皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされる。
史学的に女神であるというのが主流である。
『古事記』においては、伊邪那岐命(いざなぎ)伊邪那美命(いざなみ)の居る黄泉の国から生還し、黄泉の穢れを洗い流した際に、左目を洗ったときに化生したとしている。
このとき右目から生まれた月読命(つくよみ)、鼻から生まれた須佐之男命(すさのお)と共に、三貴子と呼ばれる。
このときイザナギは天照大御神(あまてらすおおみかみ)に高天原を治めるように指示した。

彦火々出見命(ひこひびでみのみこと)
火遠理命(ほおりのみこと)とも。
山幸彦(やまさちひこ)海幸彦(うみさちひこ)の説話に登場し、一般には山幸彦の名で知られる。
神武天皇(じんむてんのう)の祖父に当たる人物。
瓊々杵命(ににぎ)木花開耶姫命(このはなさくやひめ)との子で三男。
海神の娘の豊玉毘売(とよたまびめ)を妻とし、鵜葺草葺不合命(うがやふきあえず)をもうけた。
高千穂宮で伍佰捌拾歳(580年)で亡くなったとある。


【由来】
明応4年(1495)6月、後土御門(ごつちみかど)院の勅令によって、駿河の浅間神社より分霊を勧請して奉祀したと伝えられている。


【歴史】
大永6年(1527)、前津小林城主牧長清(まきながきよ)が再建し、寛永10年(1633)、徳川義直(とくがわよしなお)の内室高源院(こうげんいん)によって、改築された。
現在の社殿は昭和4年の改築のもの。


【特徴】
大須観音から大須観音通りを東に向かいすぐのところに鎮座する。
防火壁に囲まれているために戦火を逃れた。
以前は尾張三名水のひとつ、清寿院柳下水と名づけられた井戸があった。
近くの那古野山(なごややま)古墳から出土した有蓋脚付壺が保管されている。


【境内社】
・まねき稲荷
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・天神社

・出雲社

・金比羅社

・秋葉社



■レポ
大須商店街の中に鎮座する神社の一つ。
メインの通りから少し奥に入ったところにあるためか、すぐ近くの大須観音と比べると敷地も狭く、参拝客もかなり少ないようでした。
人通りが少ない道に面しているため、神社の前は子供たちの遊び場になっているようでした。
大きくはありませんが空襲にも耐えた拝殿は趣があり、私は好きですね。
5月中頃に参拝しましたがツツジが映えて綺麗でした。
大須商店街へ遊びがてらお参りできるので、個人的にはとてもありがたい立地です。



愛知県名古屋市中区大須2丁目17-35
052-231-3880
駐車場なし

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