笠覆寺(笠寺観音)(りゅうふくじ(かさでらかんのん))【愛知】

笠覆寺(笠寺観音)(りゅうふくじ(かさでらかんのん))

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正式名/天林山 笠覆寺
創建年/(伝)天平8年(736年)
山号 /天林山(てんりんざん)
宗派 /真言宗智山派
本尊 /十一面観音(秘仏)
御利益/家内安全、開運厄除、縁結、身体健康、出世祈願、心願成就




【本尊】
十一面観音(じゅういちめんかんのん)
菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一つでもある。
本体の顔以外に頭上に11の顔を持つ菩薩である。
大光普照(だいこうふしょう)観音とも呼ばれ、頭上の11面のうち、前後左右の10面は菩薩修行の階位である十地を表し、最上部の仏面は仏果を表すとされるが、これは衆生の十一品類の無明煩悩を断ち、仏果を開かしめる功徳を表すとされる。
「救わで止まんじ」の誓願を持つがゆえに、大悲闡提(だいひせんだい・※)とも呼ばれる。
六観音の役割では、阿修羅道の衆生を摂化するという。
十一面観自在菩薩心密言念誦儀軌経によれば、10種類の現世での利益(十種勝利)と4種類の来世での果報(四種功徳)をもたらすと言われる。

※ 地蔵菩薩や十一面観音のように、「一切のかよわき命総てを救うまではこの身、菩薩界に戻らじ」という誓願を立て、人間界へ下りた一部の菩薩について、「一斉衆生を救うため、自ら成仏を取り止めてあえて闡提の道を取った仏」として、一般の闡提と区別して大慈大悲闡提(または大悲闡提)と呼称する。


【由来】
寺伝によれば、天平5年(733年)、僧・善光(ぜんこう)が浜辺に打ち上げられた流木を以て十一面観音像を彫り、現在の南区粕畠町にその像を祀る天林山小松寺を建立したのが始まりであるという。


【歴史】
建立後1世紀以上を経て堂宇(どうう)は朽ち、観音像は雨露にさらされるがままになっていた。
ある時、旅の途中で通りかかった藤原兼平(ふじわらのかねひら)(藤原基経の子、875年-935年)が、雨の日にこの観音像を笠で覆った娘を見初め、都へ連れ帰り玉照姫(たまてるひめ)と名付け妻とした。
この縁で兼平と姫により現在の場所に観音像を祀る寺が建立され、笠で覆う寺、即ち笠覆寺と名付けられたという。

鎌倉時代、嘉禎四年(1238)僧・阿願上人の発願によって、再び諸堂や塔が建立され、旧観を取り戻した。
明治時代初期の廃仏毀釈その他の影響で一時期荒廃が進むが、昭和時代に住職らの努力で隆盛を取り戻し、現在に至っている。
現在の堂塔は江戸時代に建てられたもの。


【特徴】
一般には笠寺観音(かさでらかんのん)の通称で知られる。
笠寺の通称・地名等はこの寺院名に由来する。
尾張四観音の一で、あわせてなごや七福神の恵比須(えびす)を祀る。
本尊の十一面観音像は秘仏であり、開帳は8年ごとである。
尾張三名鐘に数えられる梵鐘(ぼんしょう)は愛知県の文化財に指定されているが、大晦日には除夜の鐘として参拝者も撞くことができる。
芭蕉ゆかりの春雨塚、笠寺千鳥塚、宮本武蔵の碑、キリシタン灯篭など史跡も多い。
藤原兼平(ふじわらのかねひら)と姫の故事にちなんで、縁結びを祈る参拝者も多いという。


【諸堂】
・護摩堂
弘法大師(こうぼうだいし)
真言宗の開祖。

えびす神
古くは「大漁追福」の漁業の神であり時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。

大黒天(だいこくてん)
インドのヒンドゥー教のシヴァ神と日本古来の大国主命の習合。大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。

不動明王(ふどうみょうおう)
五大明王の中心となる明王。大日如来の化身と見なされている。

玉照姫(たまてるひめ)
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藤原兼平公(ふじわらのかねひら)

・六地蔵堂
地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)
釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされる。
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・行者堂
役行者(えんのぎょうじゃ)
修験道の開祖。
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・延命地蔵堂
地蔵菩薩 (じぞうぼさつ)
釈迦の入滅後、56億7000万年後に弥勒菩薩が出現するまでの間、現世に仏が不在となってしまうため、その間、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)を輪廻する衆生を救う菩薩であるとされる。
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・白山社
白山大権現(はくさんだいごんげん)
白山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、十一面観音菩薩を本地仏とする。
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・多宝塔
阿弥陀如来(あみだにょらい)
無明の現世をあまねく照らす光の仏とされる。西方にある極楽という仏国土(極楽浄土)を持つ。
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・山門
金剛力士(こんごうりきし)
仏教の護法善神(守護神)である天部の一つ。寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神。

・如意輪堂(那智山)
如意輪観音(にょいりんかんのん)
観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられる。

・医王殿(薬師堂)
薬師如来(やくしにょらい)
如来の一尊。衆生の病気を治し、安楽を与える仏とされる。
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・善光寺堂
阿弥陀如来(あみだにょらい)
無明の現世をあまねく照らす光の仏とされる。西方にある極楽という仏国土(極楽浄土)を持つ。
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・笠寺稲荷

・白龍社

・弁財天



■レポ
とても広いお寺でお堂の数も多いです。
お寺のいたるこ所で見られる玉照姫の話にちなんだ笠の紋がとてもかわいらしい。
粕畠観音や笠寺明王もあり笠寺と寺院のつながりの深さを感じます。
今回は4時過ぎに行ったせいで閉まってしまっていたお堂も多くちゃんと参拝ができなかったので、次回はもう少し早い時間に行かないといけませんね。
散歩などで通るかたがいるのか4時過ぎでもちらほら人がいました。
宮本武蔵の碑や芭蕉の千鳥塚などもあるので歴史好きな方も楽しめるのではないでしょうか。



名古屋市南区笠寺上新町83
052-821-1367
駐車場15台
朝8時~夕方4時まで開堂
出典:Wikipedia、笠寺観音オフィシャルウェブサイト

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